1型糖尿病の自分に必要なカロリーについて主治医に訊いた4つのこと

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先月の上旬に、上司から会社の栄養士に一週間の食生活の内容を診てもらうよう指示を受け、一週間の間に食べた食事内容について報告することがありました。

会社からは炭水化物のに偏りがちな食生活であることと、一日のカロリーの過剰摂取についての指摘を受けました。

しかし、診断結果を受けてからの職場の人からの対応から、1型糖尿病と2型糖尿病と混合しているように感じたので、掛かりつけの主治医にカロリー制限について相談しました。

※1型糖尿病である自分の事についての記事です。

 

血糖値と食生活 

1型糖尿病はバランスの良い食生活とインスリン注射によって、日々の血糖値をコントロールすることができます。

簡単そうに思えますが、実際に行うとバランスの良い食事を毎日続けることは大変で、運動量や体調によっては低血糖を引き起こす恐れがあります。

1型糖尿病患者にとって、血糖値のコントロールは日常生活を送る上で重要な課題です。

 

荒れた食生活

 

入社して一年以上経ちますが、低血糖に悩まされています。

特に悩んでいることが、睡眠中の低血糖による寝坊と業務中においての血糖値の激しい変化による身体への負担です。

血糖値の急激な変動によって強い眠気に襲われ、意識が朦朧として危険な状態になってしまいます。

学生時代は規則的に食事を摂ることができたので、血糖値は安定してましたが、社会人になってから不規則な食生活とストレスが原因で、一時期はとても健康的とは言えない生活を送っていました。

職場の人からも、そうした食生活はよくないのではないか?と言われるようになり、自分なりに食生活を改めようと意識するようになりました。

 

 

早速、主治医に質問してみた

カロリー制限と食事療法に基づいた食生活を送るように指導されましたが、そもそも1型糖尿病は成人病として知られる2型糖尿病とは違い、膵臓からインスリンを作ることが出来なくなったことによる病気なので、根本的に違います。

会社からの指導に対し、主治医からどのような指導を得られるのか気になったので、事の経緯を説明しました。

1.本当に必要なカロリーとは?

 

人が一日に過ごす上での必要なカロリーですが、男性は1800cal、女性は1600calを必要としています。

しかしこれはあくまで「一日を過ごすため」の数値であり、運動した時のエネルギーの消費量によっては少ない場合があります。

体を動かす機会が多いのと、年齢の体力面からの代謝から2000calは必要と医師からのアドバイスを受けました。

主な理由として、職場に出勤しているため長距離を歩かなければならないのと、仕事自体も肉体労働が大半を占めることから多くのエネルギーを必要としているからです。

年齢的にも新陣代謝が良いため、その分のエネルギーも必要と判断されたことも理由として挙げられます。

 

2.おかずでカロリーを取れ!

血糖値を安定化させるために最も手っ取り早い方法は、規則正しい食生活を送ることです。

前述したように炭水化物に偏った食生活でカロリーを補っていると、その分血糖値の上下差が激しいため、コントロールが難しくなります。

少しでも血糖値を安定化させるには炭水化物だけでなく、牛乳や卵といったタンパク質や果物のようなビタミン・ミネラル・食物繊維を含んだ炭水化物、青野菜や海藻類を同時に摂ることです。

また、野菜や海藻類を先に食べることで、身体へのエネルギーの吸収が緩やかになり急激な血糖値の変化を防ぐことができます。

しかし私は仕事の関係で早朝に起きなければならないので、朝昼晩での食事量が偏りがちです。

それに野菜だと1日に必要な量が多いため、短時間に摂取することは容易ではありません。

 

3.間食は思ったよりも重要

主治医には前述のことを踏まえて、仕事が忙しくて食事を用意する暇が無く、三食しっかり食べることが大変であると相談しました。

そこで主治医から、「三食食べても一日のカロリーが足りないならその分を間食で補う必要」と言われました。

具体的には、コップ一杯の牛乳やバナナ一本を昼食~夕食の間に摂取するだけでも不足しているカロリーを補うことができます。

野菜ジュースで1日の野菜を補給することは可能ですが、ドロドロとして蜂蜜等の糖分が入ってないタイプがベストです。

 

4.糖分補給は細目に

会社からは、身体のために糖分は極力控えるよう指導を受けました。

しかし、主治医からは低血糖を引き起こさないように、糖分補給は徹底するよう指導を受けました。

甘いものを控えることは糖尿病患者にとっては当たり前のことですが、自分のような1型糖尿病の場合だと運動量や体調によって低血糖を引き起す恐れがあるので、適度の糖分補給が必要です。

 

 

まとめ

以上のことを踏まえて主治医からは

  • 主食のごはんだけでなく、副食も含めた食生活で一日のカロリーを補う。
  • 一日三食で補うのが困難なら、間食も含めた五食で補うべき。

という指示を受けました。

一か月続けていくことを目標にして低血糖に気を付けながら主治医からの指示を守っていきたいと思います。

食事前の血糖値で一喜一憂しても長期的な目線でないと判断が付かないので、今後の経過を随時報告します。

また1型2型ではそれぞれ違いますし、1型でも体調や性別によって違うでしょう。

しかしこの記事を読んで主治医への質問のヒントにもなっていただければ幸いです。

 

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